アウディ（Audi） カーリースの月額費用は？

カーリースは、今では車の新しい所有方法としてすっかり定番になりました。
もちろん、アウディのような輸入車もリース契約が可能です。

ここで、気になるのはやはり月額料金の相場です。

結論から言うと、新車の場合はリース期間9年で月額およそ5万円前後からが目安。
ただし、アウディはモデルごとの車両本体価格に大きな差があるため、選ぶ車種やリース期間によっては月額8万円前後〜12万円超になることも珍しくありません。

コストを抑えたい場合は、アウディの中古車リースもおすすめです。
在庫がある車に限られますが、条件が合えば月額3万円台〜契約できることもあります。

アウディのリース料金を調べられる主なサービス

• 新車リース
  • SOMPOで乗ーる
  • 正規ディーラー系リースプラン
    → 新車の豊富なラインナップから選べるのが強み。
• 中古車リース
  • エンキロ
  • カーコンリース
    → 月額をできるだけ抑えたい人向け。

	新車・中古車	取り扱い車種
SOMPOで乗ーる（そんぽでのーる）	新車	ライナップ豊富
【エンキロ】	中古車	在庫次第　複数あり
【カーコンビニ俱楽部】	中古車	在庫しだい　少
アウディ ファイナンシャル サービス	新車	ラインナップ豊富

アウディのリース料金を調べるうえで、2025年6月時点で最も簡単な方法は、リース会社「SOMPOで乗ーる」の公式サイトで確認することです。

理由はシンプルで、アウディの新車を取り扱っているリース会社は、SOMPOで乗ーる以外ではほとんど見当たらないからです。

もちろん、正規ディーラー系列の公式サイトでもリース料金の試算は可能です。
しかし、その場合は見た目でサッと金額が分かる形式ではなく、希望条件や諸費用を一つひとつ入力する必要があります。
そのため、ざっくり相場を知りたいだけでも、結局は見積依頼に近い作業が必要になり、分かりづらいのが実情です。

その点、SOMPOで乗ーるなら、ナビなど一部の用品を除きほとんどの費用が込みになったうえで、契約年数ごとの月額料金が一覧で表示されます。
そのため、初めてアウディのリース相場を調べる方でも非常に分かりやすいのが特徴です。

詳しい見方や注意点については、この後で解説していきます。

アウディ（Audi）のリース　月額相場

アウディのリース料金相場については、記事冒頭で先に結論として触れましたが、改めて整理します。

まず、リースには新車リースと中古車リースがあり、それぞれで相場は大きく異なります。

もし月額をできるだけ安く抑えたいのであれば、中古車リースがおすすめです。
条件が合えば、3万円台から契約可能な場合もあります。
ただし、中古車の場合は在庫が限られており、自分の希望条件や車種が必ずしも見つかるとは限りません。

一方、新車リースの場合は、リース期間を長く設定すれば月額5万円台からスタートできます。
しかし、期間を短くしたり、高グレードモデルを選ぶと月額8万円〜12万円台になるケースも珍しくありません。

このように、アウディのリース料金は「新車 or 中古車」「契約期間」「車種・グレード」によって大きく変動します。
まずは希望条件を整理してから、複数のリース会社で見積もりを比較することが大切です。

中古車のアウディリースは狙い目か？

少しでもリース料金を安く抑えたい方にとって、中古車リースは外せない選択肢のひとつです。

とはいえ、中古車と聞くと「壊れやすいのでは？」「状態が不安…」といったデメリットを心配し、躊躇する方も少なくありません。

では、アウディの中古車リースの場合はどうなのでしょうか。

現役の車屋としての私の意見は、アウディの中古車リースは十分に狙い目だということです。
ただし、むやみに選ぶのではなく、条件や保証内容をしっかり確認した上で契約することが重要です。

例えば、この後ご紹介するエンキロというリース会社では、アウディ中古車の条件を初度登録から3年以内・走行距離3万km以内に限定しています。
このように厳しい基準を設けている会社を選べば、車両の状態や信頼性も確保しやすくなります。

エンキロの公式ページはこちら▼

メーカーの新車保証が継承されているため、品質面ではかなり安心できます。

メーカー保証が残っているということは、まだ故障リスクが低い期間である証拠です。
確かに、国産車と比べれば輸入車のほうが故障リスクは高めですが、私の経験上、3年落ち以内・走行距離2万km台であれば、品質が良好な確率は高いと感じます。

そう考えると、価格と品質のバランスという点で非常にコストパフォーマンスが良く、アウディ中古車リースは“狙い目”といえるでしょう。

アウディ（Audi）で月額リースできる会社一覧

アウディをリースできる会社は、実はそれほど多くありません。

しっかり調べても、**新車の場合は正規ディーラー系か「SOMPOで乗ーる」**くらいが中心です。

中古車であれば、エンキロやカーコンリースでも在庫次第でアウディのリース契約が可能です。ただし、中古車の場合は年式や走行距離、車両状態によって価格が変動します。

こうした点を踏まえると、**簡単に料金や相場を把握したい場合は「SOMPOで乗ーる」**が一番わかりやすくおすすめです。

一方で、「できるだけ月額を抑えたい」という方は、中古のアウディを選ぶのも有力な方法です。

• 新車なら：SOMPOで乗ーる
• 中古車なら：エンキロ、カーコンリース

この後は、アウディをリースできる各会社について、個別に詳しくご紹介します。

SOMPOで乗ーる

▼SOMPOで乗ーるの公式HP▼

SOMPOで乗ーるは、国産メーカー全車種と輸入車の一部まで取り扱うカーリースになります。

アウディのリースを探している方にとっては、輸入車も含むという点が、最大のメリットです。

実際に、アウディも豊富な車種が準備されています。

月額リース　値段　相場

SOMPOで乗ーるのリース料金相場は、下記のようになります（2025年6月時点）

	シンプルプラン	ライトプラン	フルメンテプラン
9年	52,030円～171,360円（月額リース料金　一番安い）
7年			78,520円～126,220円
5年		79,510円～116,080円
3年	82,450円～300,430円		（月額リース料金　一番高い）

HP上で、参考に試算されているプランと値段の組み合わせで、表に埋めてみました。

空欄の箇所も、もちろん作成できます。

月額で一番低価格の値段で、リースできるのが9年のシンプルプラン。

一番、月額としては高額になるのは、フルメンテプランの3年です。

アウディは、どの車種、グレードを選ぶかによって、車両本体価格に、かなりの差が生じます。

そのため、月額のリース料金においても、幅がでます。

ボーナス払いを入れれば、月額リース料金の調整は可能です。

月額の値段を下げる方法1 ボーナス払いを入れる

アウディの月額のリースの値段を下げる方法はあります。

HPの値段は、ボーナス払いを入れない、均等払いの表記です。誤解をあたえない、紳士的な対応をしていると、私は思っています。

いっけん、リース料金が安い！と飛びついたら、実際はボーナス払いが込みの数字だったなんていう話は、よくあります。

その点、SOMPOで乗ーるは、ＨＰ上の表記は均等払いです。

ですが、ボーナス払いの設定も可能です。

給与事情は、人それぞれ。年収は同じでも、月々の給与が高い人もいれば、ボーナスや、実績給の影響で高い人もいます。

自分の給与事情を考えて、ボーナス払いを入れたほうがいいという方は、ボーナス払いを設定すれば、月々の値段を下げることはできます。

月額の値段を下げる方法2　リース期間を長くする

月々の値段を下げる方法として、定番はリース期間を長くすることです。

リース期間を長くすることによって、当然、月々の支払額は減ります。

メリットは、月々の負担が減ること。そして、残価が小さくなるので、最後にアウディを自分の車にしたい場合、リース会社に支払う残価は小さくて済みます。

デメリットは、リース期間が長期間になるので、リース会社に支払う手数料が増えます。

ただ、リースのメリットは、手数料を払っても、メンテナンスなどのスケジュール管理を楽にする点にあります。

アウディは高級車なので、そういった視点を持てれば、手数料をデメリットと考えるか、どうかは視点しだいなところもあります。

月額の値段を下げる方法3　

シンプルプラン、ライトプランを選択する。

シンプルプラン　⇒　ライトプラン　⇒フルメンテプランの順番で、メンテナンスが充実していきます。

その分、料金も高くなります。

シンプルプランは、毎年の自動車税は込みですが、車検費用をメンテナンス費用は入っていません。

ライトプランは、自動車税はもちろんのこと、車検費用も込みです。

フルメンテプランは、車検に加えて、スケジュール点検や消耗品なども含まれています。

アウディを丁寧に、状態よくなり続けたい人は、フルメンテプランがおすすめですが、月々の値段を下げたいのであれば、シンプルかライトがおすすめです。

とはえいえ、車検は必ずきますので、月々は安くなりますが、車検ごとに、車検費用が発生することは、おさえておきましょう。

SOMPOで乗ーるの特徴

大きな特徴といえば、アウディのように輸入車のリースが可能な点です。

もし、SOMPOで乗ーるがなければ、アウディのリースはディーラーに限定されていたでしょう。

車は、色々な乗り方があります。

お店選びも、必ずしもディーラー一択というわけではありません。そういう私も、民間の車屋で働いていますが、ディーラー以外で車を買いたいというお客様の受け皿になっています。

アウディにおいても、ディーラー以外でリースを組みたい方もいるはず。そんな方の受け皿になってくれるはずです。

その他の特徴としては、中途解約に対応したオプションがあることです。

SOMPOで乗ーるは、契約時に中途解約の有料オプションを付いておくと、一定の条件をみたせば中途解約が可能となります。

リース契約はしたけど、年齢や病気などで免許返納をすることがあります。そんな場合も、中途解約オプションに入っていれば、一定の条件を満たしていれば違約金なく解約できるのは安心です。

なおもう一つの特徴としては、残価保証オプションがあります。月額1,100円を支払らうことで、リース期間満了時の残価清算で、車の価値が残価よりも低くなっていても追加支払いが発生しません。

残価清算がどうしても不安という方は、このオプションを活用することをおすすめします。

なお、任意保険をリース料金に含めることも可能です。商談や契約時に相談で対応してもらえます。

アウディ ファイナンシャル サービス　カスタマーポータルサイト

アウディの正規のルートになりますが、ローンやリースなどのお客様専用のポータルサイトがあります。

こちらから、リースの値段など試算が可能です。

アウディをディーラーから買いたい。リースを組みたい。でも、まずは、だいたいの値段、相場を知りたいという方に向いています。

ただ、一覧で値段相場が出ているわけではないので、ピンポイントでグレードまで絞りこんで、試算する必要があります。

なお、諸費用も自分で入力する必要があります。

ですが、諸費用を一般人で把握している人は少ないので、かなりざっくりとした計算になると思われます。

実際に、ディーラーにて見積もった際には、差がある程度出る可能性はあると思う必要はあります。

ですが、最大のメリットは、ディーラーで買っているという安心感や、満足感ではないでしょうか。

エンキロ（中古車）

（画像引用：エンキロ）

▼エンキロの公式ページはこちら▼

エンキロでアウディをリースするなら、中古車になります。

エンキロは他とは違うサービスを提供しています。

月額料金と走行距離を組み合わせて、走行距離に応じて月々のリース料金が変動します。

グッドデザイン賞 2024を受賞しているのも、特徴の一つです。

エンキロの中古車（輸入車）は高年式（※初度登録から3年以内）に限定されているのもポイントです。

3年以内に限定することで、メーカーの新車保証も継承する事ができるというメリットがあります。

アウディに乗るなら、中古車でもOKという方は、一つの選択肢になることは間違いありません。

カーコンリース（中古車）

（画像引用：カーコンリース）

▼カーコンリースの公式HP▼

月額リース料	8,000円～（ボーナス払い含む）
料金に含まれているもの	車両代金（契約年数分）、登録諸費用、各種税金、車検代、その他
新車・中古車	新車・中古車
リース期間	3・5・7・9・11年（※中古輸入車は7年）
選べるメーカー・車種	国産全メーカー・全車種
任意保険	含まれない
その他メンテナンス	メンテナンスパックなどオプションあり
走行距離制限	月間2000キロ
途中解約について	中途解約は不可。やむを得ない事情の場合のみ。違約金が発生する

カーコンリースは、車の整備などで有名な「カーコンビニ倶楽部」が運営するカーリースサービスです。

アウディのリースであれば、新車ではなく中古車から選ぶ必要があります。

在庫に左右されるため、調べた時点であるラインナップから選ぶ必要があります。

契約期間は標準では7年（84回）です。

それ以外の新車の通常のリースであれば、契約期間は、3、5、7、11年から選択が可能です。

月々8,000円からの手軽なプランも準備されています。

お急ぎの方のための、即納車で最短14日というのがあります。新車の場合、納期が長くかかることもありますが、車種にそこまでこだわりがない人であれば、即納車は嬉しいサービスになります。

アウディの月額リース料金が「高い」と感じるなら知ってほしいこと

「アウディのリースって高いのでは？」と感じる方も多いでしょう。
しかし結論から言うと、アウディだから特別にリース料金が高いわけではありません。

高く感じる理由は「車両本体価格」

アウディの月額が高く感じる一番の理由は、車両本体価格が国産車より高いからです。
これは当たり前の話で、輸入車は日本車に比べて車両価格が高く設定されています。

• 車両価格が高ければ、リース料金も比例して高くなる
• 国産車でも高級モデルなら同様に月額は高くなる

つまり、「アウディだから高い」のではなく、アウディは元々の車両価格が高いため、リース料金も必然的に上がるということです。

メンテナンス費用も月額に影響

アウディは輸入車のため、日本車に比べて維持費・メンテナンス費用が高くなる傾向があります。
リースでは、このメンテナンス費用を月額に組み込めるため、結果として維持費の高さがリース料金にも反映されます。

• 輸入車は部品代・工賃が高め
• メンテナンスパック込みにすると、その分リース料金も上昇

値段が高くなるのは「想定内」

アウディに限らず、輸入車に乗る場合はある程度の費用負担は覚悟している方がほとんどです。
もちろん、相場を無視した割高契約は避けるべきですが、

• 車両価格
• 維持費（車検・点検・税金）
  これらを総合的に見れば、月額が国産車より高くなるのは自然なことです。

「高い」と感じたら一度試算を

もしリース料金が高すぎると感じたら、

• 現金一括購入の場合の総費用
• 維持費込みの年間コスト
  を比較してみましょう。

多くの場合、リース料金が妥当であることが見えてくるはずです。
特にアウディのような輸入車は、購入後の維持費も含めて計算することが大切です。

アウディに乗る人の年収はどれくらい？

人は、他人のことも気になります。

アウディに乗りたいけど、身の丈にあっているのか。どのぐらいの年収の人が乗っているのか。

ここでは、その疑問におこたえします。

• アウディを所有・リースするためには、どのくらいの年収が必要か
• 自分の年収でも現実的に乗れるのか
• 実際にアウディに乗っている人の収入層はどれくらいか

結論から言うと、年収500万円〜800万円台が一つの目安です。
これは、車両購入やリース契約時の「車にかけるべき年間費用は年収の10〜15％まで」という一般的な家計バランスの考え方から算出したものです。

ですが、中古車のアウディであれば、年収400万円台でも届く試算もできます。以下、解説していきます。

年収別・アウディの月額負担イメージ（リースの場合）

年収	推奨される車関連費用（年間）	月額換算	リースで狙えるモデルの目安
400万円	40万〜60万円	約3.3万〜5万円	中古A1、中古A3（長期リース）
500万円	50万〜75万円	約4.1万〜6.2万円	A1、A3、Q2（新車長期）や中古のA4
700万円	70万〜105万円	約5.8万〜8.7万円	A4、Q3、Q5（条件付き新車）
1000万円	100万〜150万円	約8.3万〜12.5万円	A6、Q5、Q7、高グレードA4

※上記は保険・税金・車検込みのカーリースを想定したざっくり目安です。

実際のアウディオーナーの年収層

SNSやオーナーズクラブの情報からも、アウディ乗りは30〜50代・年収500万〜1000万円層が中心です。
特に、会社員でも役職クラスや専門職、個人事業主、経営者層が多い傾向があります。

リースなら年収のハードルは下がる

購入ではなくリースを選べば、

• 初期費用0円
• 月額に保険・税金・車検込み
  となるため、年収500万円前後でも現実的にアウディに乗ることは可能です。

特に、長期リース＋中古モデルを選べば、月額3〜4万円台からスタートできます。
逆に、高グレード新車や短期契約を選ぶ場合は、年収700万円以上が望ましいです。

中古リースなら年収400万円台でも狙える

「アウディは高級車だから、自分の年収では無理…」と思っている方も多いですが、中古リースを活用すれば年収400万円台でも現実的に手が届きます。

例えば、エンキロやカーコンリースのように在庫次第でアウディ中古車が選べる会社なら、

• 3〜4万円台でA1やA3の中古モデル
• 5万円前後でA4やQ2の中古モデル
  といった選択肢があります。

年収400万円台の場合でも、生活費とのバランスを取りながら、無理なくアウディライフを始めることが可能です。

ポイント

• 「アウディに乗る年収の基準」はあくまで生活とのバランスで決まる
• 新車リースなら年収500万円〜、中古リースなら400万円台からも現実的
• 年収よりも「毎月の車関連費用が家計の何％か」を意識するのが大切

	新車・中古車	取り扱い車種
SOMPOで乗ーる（そんぽでのーる）	新車	ライナップ豊富
エンキロ（中古輸入車）	中古車	在庫次第　複数あり
【カーコンビニ俱楽部】	中古車	在庫しだい　少
アウディ ファイナンシャル サービス	新車	ラインナップ豊富

アウディ　月額リース料金　まとめ

アウディのリース料金は「特別高い」わけではなく、車両本体価格や維持費の高さが反映された結果です。
新車の場合は9年契約で月額5万円前後から、高グレードや短期契約では8万〜12万円台になることもあります。
コストを抑えるなら、中古車リースが有力な選択肢で、条件が合えば月額3万円台〜も可能です。

リース会社の選択肢は限られており、新車ならSOMPOで乗ーる、中古車ならエンキロやカーコンリースが中心。
SOMPOで乗ーるは相場が分かりやすく、エンキロは高年式・低走行・保証継承で安心感があります。

月額を下げたい場合は、

• ボーナス払いを併用する
• 契約期間を長くする
• シンプルプランを選ぶ

などの工夫が有効です。
アウディは高級輸入車であるため、購入・リースいずれでも維持費を含めた総額試算が大切です。
「高い」と感じても、条件次第で十分コスパの良い契約が可能だと言えるでしょう。